● その場所で描くべき絵ですか？

それぞれの絵板によって、歓迎される絵や、歓迎されない絵がありますよ。 下品な絵、エロ、グロといった絵は、普通は厳禁です。 許可がなければＮＧです。削除だけなら良いですが、最悪、「荒らし」として扱われます。 ジャンル違いの絵も、あまり歓迎されません。 例えば、特定のアニメを扱う絵板でそのアニメに関係ない絵を描くのは、良くないです。

○ サイト用の絵を描くのは、どうかと。

他人の絵板でご自分のサイト用のバナーを描いたりするのは、ＮＧです。 他人の板を作業用の道具として使うのは、失礼ですよ。 ご自分の絵板か、こちらの練習板で描きましょう。 他人の板で描いた絵を自分のサイトに載せるのは、ＯＫなんですけど。 明らかに自分のサイト用の絵だと、失礼ですよ。 宣伝行為になりかねない内容なら、さらに悪いです。

○ その場所は、練習しても良い場所ですか？

絵の練習が目的なら、普通の絵板には行かないほうが良いです。 専用の練習板や「練習ＯＫ」と明言する絵板に行きましょう。 普通の絵板で絵の練習をすると、嫌がられますよ。 管理人さんや他のお客さんに失礼です。真剣に描いている人に悪いですよね。

● 何分以上で描くべきかは、絵板によります。

短時間の絵を投稿するのは、失礼だとみなされることが多いです。 何分以上かけるべきかは、管理人によって違います。 注意書きに書いていなければ、他の人の絵を見て判断しましょう。 他の人以上に時間をかければ、まずＯＫです。 一般論としては、５分以下は確実にＮＧです。 １０分が最低ラインと思ったほうが良いでしょうね。

○ 本当に、絵板によって違うのです・・・

何分以上で描くべきか、管理人が注意書きやレスで明言していることがあります。 ５分、１０分、１５分、２０分、３０分・・・管理人によってバラバラです。 でも、管理人は自分が思う基準を常識だと思う傾向があるのです。 だから、短い時間の絵が何度か来たときに初めて、怒り半分で言う管理人が多いです。 困ったことに、気をつけないと知らない間に嫌われるかも知れないのです。

● 大きい絵には遠慮が必要という説もあります。

サイズの大きな絵を描くときには、少し注意が必要かも知れません。 他の絵より場所を取るので、遠慮が必要という説があります。 上手な人、手間をかける人、常連さん・・・ そういう人以外は大きな絵を控えるべき、と思っている人もいるのです。 絵のサイズは、その板の、他の人に合わせるのが無難でしょうね。

▲ 著作権にご注意！

絵板で模写（他の人の作品を丸写しした絵を描くこと）は、絶対にダメです。 模写した絵をＷＥＢ上で公開すると、著作権法に触れます。違法行為です。 違法行為って、犯罪のことですよ。 ある程度のオリジナリティがあれば、模写ではなく二次的著作物です。 でも、色や背景を変えただけとかは、模写にあたります。複写であり、盗作です。

△ 版権モノを絵板に描くのは？

マンガやアニメなどのキャラを絵板に描くのは・・・ 模写以外は「二次的著作物」にあたり、だいたいは黙認されると思います。 あくまでも黙認です。 著作権者が明確に許可すれば良いですが、そんなことは少ないです。

△ 「二次的著作物」の公開を禁止する企業は多いです。

例えば・・・ 講談社、小学館、白泉社あたりも、二次的著作物は公開禁止です。 サンライズも、許可を得ない限り禁止です。 任天堂、サンリオ、双葉社あたりも、著作権には厳しいです。 集英社などは、スタンスが公開されていないようです。 少年サンデー、ガンダム、ドラえもん、ポケモン・・・ ある程度は黙認してくれそうな気はしますが、何とも断言できません。 堂々とやりたければ、許可を得れば良いのではと思います。 なお、ディズニー社は非営利なら厳しくはないようですね。 厳しいという説は強いですが、根拠が間違っているような…。

△ 二次的著作物だからＯＫ、ではないです。

「二次的著作物」なら、版権モノを描いて公開するのは自由という説があります。 これは、法律論としては間違いです。黙認されやすいだけです。 「二次的著作物」がＯＫかＮＧかは、原作の著作権者が決めます。 著作権法の原文を見る限り、そうとしか言えません。 「二次的著作物」の作者も著作権の保護は受けます。 でも、原作の著作権者の著作権から逃れることは、できないようです。

△ 著作権については、難しいのです・・・

ＮＧかどうかの線引きは、難しいものです。 詳しく知りたい方は、検索サイトで、著作権専門のサイトを探してみましょう。 但し、間違ったサイトもあるので、ご注意ください。 また、ネットマナー専門のサイトの著作権解説は、間違っていることも多いです。 著作権については、専門のサイトをお勧めします。 素晴らしいネットマナーサイトでも、著作権については間違っていることがありますよ。